予防接種

インフルエンザ予防に非常に有効であることが世界的にも報告されています。特に、高齢者の重症化や予防に効果的です。ワクチンの効果は、接種してから約2週間（13歳未満は2回目を接種した後）経たないと出ないので、流行する12月中頃まで済ませておくと安心です。効き目は5ヶ月程度継続すると言われており、新型インフルエンザも同様です。

費用

インフルエンザの予防接種は3,900円（税込）です。なお、保険は適用されません。

肺炎球菌は、ウイルスや細菌といった小さな微生物の一つです。抵抗力が落ちた高齢者や疲れているときなどに肺炎球菌によって、呼吸器感染症（肺炎、気管支炎など）、中耳炎、副鼻腔炎、髄膜炎といった病気を発症する可能性があり、抗生剤が効かない肺炎球菌が増えてきているのが現状です。
1980年の後半あたりから、ペニシリンといった抗生物質の効果が出にくい肺炎球菌が増加しており、近年では30～50％が隔離する必要がある肺炎球菌であるとされています。
肺炎を引き起こす微生物のウイルスや細菌の種類はたくさんありますが、その中で一番多いのが細菌の一つである肺炎球菌です。この肺炎球菌が原因である病気を予防するため、肺炎球菌ワクチンの接種は有効であり、65歳以上の方は5年ごとの接種が望ましいとされています。ただし、肺炎球菌ワクチンは肺炎球菌以外の様々な疾患（感染症）には予防の効果を発揮しないので注意しましょう。

費用

肺炎球菌ワクチン（23価ワクチン）は8,500円（税込）です。
肺炎球菌ワクチン（13価ワクチン）は12,000円（税込）です。
どちらも保険適用はされません。